豊満なバストは脂肪だけではなく、
乳腺の発達によるところも大きいものです。

母乳の出を良くすることで知られる乳腺マッサージは、
バストアップにも効果があるといわれています。


■乳腺とバストの関係

女性のバストは、脂肪組織が9割を占めますが、
あとの1割は乳腺組織です。

バストアップというと、脂肪を多くすることにばかり
意識が向いてしまいますが、この脂肪のつきやすさは
乳腺の発達具合によるとされています。

乳腺が発達すればするほど、
それを守ろうとするために脂肪がつきやすくなるのです。

乳腺には、女性ホルモンの分泌が関係しています。

エストロゲンは乳腺の増殖に、プロゲステロンは
乳腺の発達に影響するといわれますので、
大豆食品などから女性ホルモンと似た効果を得ることも効果的です。

さらにバストアップを目指すなら、乳腺マッサージをおこなってみましょう。


■乳腺マッサージのやり方

乳腺マッサージをおこなうと、女性ホルモンの分泌がうながされます。

産後の女性が母乳をよく出すために受けるものですが、
バストアップにも最適です。

効果を得るためにも、正しいやり方をマスターしましょう。

1.胸の中心にある「壇中」というツボを、3回ほど両手の指先でゆっくり押します。

  このツボは女性ホルモンを活性化させるといわれています。

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2.片側のバストの下から反対側のバストの上に向かって、中心を通りながら
  持ち上げるようにさすります。反対側も同じようにおこないます。

  左右交互に8の字を描くイメージでおこないましょう。

3.指でバストのお肉をつまみ、乳腺を刺激します。まんべんなくつまみましょう。

4.わきの下のリンパをもみ、バストに向かって脂肪を流します。

5.最後に二の腕からバストに向かって脂肪を流すようにさすります。

全体的なイメージとしては「外から内へ」です。

力を入れてさすってしまうと肌や乳腺を傷める可能性がありますので、
マッサージ用のクリームやオイルを使うのがおすすめです。

もしくは入浴時に体を洗うついでにおこなうのも良いでしょう。

毎日続けるうちに、乳腺が刺激されてバストアップにつながりますし、
垂れ気味の胸にもハリが出てくるはずです。


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