2008年に日本でも認可が下り、保険適用となったニキビ治療薬が「ディフェリンゲル」です。
赤ニキビや白ニキビ、黒ニキビなど、ほぼすべてのニキビに効果があり、皮膚科で多く処方されています。
ニキビ跡を残さないためにも、ニキビができた時には絶対に触らずにぜひ皮膚科へ駆け込んで処方を受けましょう。
■ディフェリンゲルの作用
ディフェリンゲルは、目には見えない小さな毛穴の詰まりや、初期段階のニキビに作用し、進行を防ぐ作用があります。
炎症の強い赤ニキビでも、早くにディフェリンゲルで治療をおこなえば進行を防ぐことが可能です。
そもそもニキビは、「微小面ぽう」と呼ばれる微細な毛穴の詰まりから始まります。
そこにニキビができると、初期段階の「面ぽう」となり、徐々に進行していくことになります。
ディフェリンゲルは、この2種類の面ぽうに作用する薬です。
使う時期が早ければ早いほど効果がありますので、早期の治療が大切になります。
使い方としては、おもに1日1回、就寝前の洗顔後に、適量を患部に塗布します。塗った後はすみやかに手を洗いましょう。
■ニキビ跡には効果があるのか?
ディフェリンゲルはニキビ治療薬ですが、ニキビ跡にも一定の効果があるといわれています。
有効成分である「アダパレン」は、ビタミンA誘導体と同じような性質をもつためお肌のターンオーバーをうながし、肌を柔らかくする作用があります。
そのため、ニキビ跡を薄くすることも多少できると考えられます。
しかし、あくまで進行中のニキビの改善、もしくはこれからできるニキビを予防するための薬ですので、ニキビ跡が残る前に使用するのが基本です。
ニキビ跡をきちんと消したい場合は、皮膚科で専門の治療について相談してみましょう。
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