薄毛と頭皮の脂に密接な関わりがあることは広く知られています。

よく「ハゲ頭はテカっている」というイメージがありますが、実際に皮脂の分泌が激しい頭皮では、毛穴が詰まって抜け毛が進行しやすいのです。

「頭が脂っぽいな」と感じる人は、ぜひ皮脂を抑えるケアをとり入れましょう。


■頭皮の脂は抜け毛を促進する!

全身の中でも、頭皮は皮脂腺が多く分布している部分です。

1平方センチメートルにつき400~900もの皮脂腺があるとされ、当然ながら1日に分泌される皮脂量も多くなりがちです。

頭皮から分泌される皮脂は、脂肪酸が半分以上を占め、残りはグリセリドやコレステロールといった中性脂肪で組成されています。

これが過剰分泌されると、脂っぽいフケが毛穴を詰まらせて髪の毛の成長をふさぐ「脂漏性脱毛症」になりやすくなります。

毛穴の表面からのみならず、皮脂腺からも直接毛根に沈着しますので、髪の毛にとって大変良くありません。

おもに頭頂部から前頭部にかけて激しいかゆみが起き、頭皮が赤っぽく炎症していたら脂漏性皮膚炎になっている可能性があります。

進行すると顔や耳にまで移動し、脱毛も重症化しますので早めのケアが大切です。


■皮脂を抑える工夫を

頭皮の皮脂を抑えるためには、専用の薬やシャンプー、トニックなどを使うほか日常生活の中でも注意すべきことが色々とあります。

まずは食べ物です。

皮脂が過剰分泌されやすい人は、辛いものや刺激物、脂っこいものを控えましょう。

特にトウガラシなどの香辛料や、動物性脂肪、コーヒーやナッツ類は大敵です。

またストレスもアドレナリンの多量分泌を引き起こし、その作用で皮脂を過剰にさせてしまいます。

性格的に気性の荒い人が薄毛になりやすい、ともいわれるほどです。

なるべくストレスを発散し、リラックスする時間をもちましょう。

その他、男性ホルモンによっても皮脂腺は刺激されます。

特にDHTというホルモンの影響がもっとも大きいため、抑制効果のある育毛剤などを活用するといいでしょう。

また皮脂をとろうと、シャンプーをし過ぎるのも問題です。

まったく皮脂がなくなってしまうと、今度は乾燥から脱毛が始まることもありますので、なるべく刺激の少ないシャンプーで適度に洗うことが大切です。


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