セックスレスは、結婚して何十年も経過した夫婦だけの問題ではありません。

中には、まだ新婚にもかかわらず性交渉のないカップルもいるのです。

そうなると愛情や信頼にヒビが入ることはもちろん、子どもを望んでも授かりようがないという深刻な問題に発展します。


■性に不自由しない時代

新婚カップルがセックスレスになってしまう背景としては、現代のフリーセックスの風潮が一因として考えられます。

一昔前なら、男女は夫婦になってようやく性的な関係をもつことが許されました。

しかし現代では、恋人同士になった時点で好きなだけ関係をもてますので結婚するころには既に相手に飽きてしまっている、ということも起きてきます。

「できちゃった結婚」などは、完全に順序が逆になった典型的なパターンです。

もちろん入籍しても変わらずラブラブでいられる夫婦もいますが、新婚セックスレスは間違いなく昔と比べると増えているはずです。

もう1つ、現代の日本では性的欲求を解消できる手段が昔より多くなったことも一因として考えられます。

インターネットなどで自由にアダルトビデオを見られる時代ですし、風俗産業も盛んで、男性たちにとっては「妻がいないと性欲が発散できない」ということはまったくなくなりました。

現代はまさに、新婚夫婦がセックスレスになってもおかしくない環境が整っているのです。


■結婚前も結婚後もない!?

中には、恋人同士のころからほとんど性交渉がないまま結婚したのに、夫婦になっても相変わらずない、というケースもみられます。

その多くが「男性側が求めてこない」パターンのようです。

付き合っていたころは、自分を大切にしてくれているのだと思い込んでいた女性が、結婚後も誘われないことで「おかしいぞ」と気づく、そんなことも起こっています。

もともと性的に淡泊な人だった、ということも考えられますが、何らかのコンプレックスやトラウマがある、
異常性向がある、という可能性もあります。

女性は「結婚したら変わるだろう」と思ってしまうのですが、結婚前にまったく性的なことがなかったのだとしたら、
結婚後も同じであることが多いようです。

入籍前に一度、オープンに話し合ってみることが必要かもしれません。


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