音は目に見えないだけに、聞こえが悪くなったことに本人が気づかないこともよくあります。

中でも加齢による難聴は、高音域から徐々に聞こえなくなるケースが多いため、音によって聞こえが良かったり悪かったりすることも珍しくありません。

耳鼻科の受診の目安となる特徴をご紹介しますので、参考にしてみてください。


■こんな症状があったら耳鼻科受診のサイン!

以下のようなことに心当たりがあれば、念のために一度診てもらいましょう。


1.テレビの音量が大きいといわれる

本人に自覚はないが、周りからテレビのボリュームが大きすぎると指摘される場合は、難聴になっている可能性があります。


2.小さな音を聞き取りにくくなった

たとえばハッキリ大声で話す人との会話はスムーズにいくが、ボソボソ話す人との会話では聞こえが悪くなるのも1つの目安です。


3.電子レンジや洗濯機のブザー音が聞こえにくい

加齢による難聴(老人性難聴)では、高い周波数の音から聞こえが悪くなるため、普段の会話では問題がなくても、家電などの電子音が聞こえなくなることがあります。


4.複数の音を聞き分けにくくなった

難聴では、音を周波数ごとに脳に伝えるのが難しくなります。

たとえば騒音の中で会話の音声だけを拾うことができなくなるのです。


5.会話を理解するスピードが落ちた

難聴になると、聞こえた音をすみやかに脳へ伝えることも難しくなるため、早口で話す人の会話が理解できなくなる可能性があります。


6.会話で聞き返すことが多くなった・適当な返事が増えた

「え?」と何度も聞き返したり、何か質問されているのに適当に相槌をうって相手が訝しがるようなことが続いた時には、一度検査を受けたほうが安心です。

視覚障害と異なり、本人には自覚症状のないことも多いのが難聴です。


早期の治療開始が完治のカギですので、家族や周囲からの指摘があった時には、一度耳鼻科にかかることをおすすめします。