ニキビ跡が色素沈着を起こし、紫や茶色っぽく残ってしまうことがあります。

美容的にも何とかしたいと思う人が多いのではないでしょうか?

ニキビ跡の色素沈着の原因と対処法についてご紹介します。


■色別・色素沈着の原因

ニキビ跡の色素沈着には、大きく分けて2つの原因があります。


1.紫色の色素沈着

紫っぽい色は、赤血球に含まれるヘモグロビンによるものです。

ニキビの炎症で真皮が傷つくと、毛細血管が破壊されて、ヘモグロビンがまわりの組織に染み込んでしまいます。

酸化とともに、やがて紫から赤黒い色へと変化していきます。

しかしマクロファージという細胞の修復作用で、徐々に目立たなくなっていくことも多いものです。


2.茶色の色素沈着

ニキビの炎症が起こると、肌は細胞を守るためにメラニンを多量に生成します。

茶色いニキビ跡は、メラニンによるものです。

真皮へのダメージが深ければ深いほど、ターンオーバーがうまくいかず、色素沈着はなかなか消えません。


■話題の美白成分、ハイドロキノンとは?

ニキビ跡治療に効果があるとされているのが、ハイドロキノンという成分です。

ビタミンCの100倍ほどの美白効果があるとされ、医療においても皮膚病の治療薬として用いられているほど、効果が認められています。

特にメラニンの生成に関わる「チロシナーゼ」という酵素の作用をブロックすることから、茶色の色素沈着を起こしたニキビ跡に最適です。

またメラノサイトという色素細胞の数そのものを減らす効果もあり、新しくメラニンが作られないようにはたらきかけます。

ハイドロキノン配合の化粧品を購入するほか、皮膚科で薬を処方してもらうこともできます。

しかし使いすぎると、皮膚の色素が抜けてしまう「白斑」などの症状が出る可能性もあるため、かならず用法・用量を守りましょう。

また美白効果が高いだけに、紫外線への抵抗力が弱まってしまうため使用中はUV対策が必須です。