産後ダイエットを成功させるためには、いくつかのコツがあります。
おもに「骨盤の引き締め」と「母乳育児」がポイントといえるでしょう。
さらに美への意識をキープすることも重要な要素です。
■産後ダイエットを成功させる3つのコツ
1.母乳に良い食事を徹底する!
産後ダイエットの大前提といえるのが、母乳を赤ちゃんにあげること。
授乳はそのままダイエットとなり、体重のもどりを良くします。
食事は量よりも内容を見直し、母乳に良い食べ物を積極的にとり入れましょう。
母子手帳などにも掲載されていますが、それらはまさにダイエットにもつながる食事。
ちなみに「おもちがいい」といわれていたのは昔の話で、現在では母乳を詰まりやすくすることが分かっています。
2.骨盤を引き締める!
妊娠中、そして分娩時に開いた骨盤をきれいに閉じさせることは、ダイエットのみならず、健康のためにも望ましいことです。
まずは産後、2~3日はベッドでゆっくり過ごし、骨盤が自然に閉じていくのを待ちましょう。
すぐに起き上がると、中途半端に閉じた状態のまま固定されることがあります。
産後のニッパーやガードルなどは、説明書きに従ってなるべく早めに装着を。
これらは産後すぐに使うものが多いと思います。
そして産後1ヶ月が過ぎたら、骨盤のエクササイズなどもとり入れましょう。
3.目標を立てる!
産後は、新生児のお世話でてんやわんやの状態。
さらに2人目となると上の子の育児もあるため、自分のことにかまわなくなるお母さんも多いものです。
実は産後ダイエットを成功させる最大のコツは、美意識を維持し、「何ヶ月後までに○キロ痩せる!」という目標を掲げることにあります。
多くの女性が出産前までは自分の体型や美容に気をつかいますが、特に2人目の子どもが産まれたあたりから一気にどうでもよくなるケースが多くみられるのです。
「妊娠前の体重にもどす」でも「この洋服を着られるようにする」でも何でもいいですので、忙しい育児の中でもほんの少し自分に手をかける時間をもち、つねにどこかで「なるべくキレイでいよう!」と思うことが大切です。
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カテゴリ:ダイエット > 産後ダイエット
産後ダイエットには授乳が効果的!
産後ダイエットのためには、何といっても授乳が第一です。
授乳するだけでも、体はかなりのエネルギーを消費します。
人によっては、面白いようにみるみる体重が落ちていくでしょう。
■半年間は完全母乳を目標に!
産後すぐに仕事にもどらなくてはいけないお母さんや、病気などで授乳が難しいお母さんはやむを得ないのですが、そうでない場合はぜひとも完全母乳を目標としましょう。
母乳は飲んでいる量が見えないため、赤ちゃんがちょっと泣いただけで「足りていないのでは?」と不安になるお母さんも多いのですが、そんな時はレンタルで赤ちゃん用の体重計を借りるのがおすすめです。
体重をチェックして、順調に増えているなら安心できます。
できれば産後6ヶ月はミルクを与えず、完母で育てたいところ。
産後ダイエットがもっとも効果的といわれるのが半年までの間ですし、赤ちゃんにとっても離乳食が始まるまで母乳だけで育つことは最高なのです。
■ムリな食事制限はNG!
「母乳をあげていれば痩せるって聞いたのに…」と、なかなか減らない体重にあせって、ついつい食事を制限してしまう人はいないでしょうか?
でも、それは危険です。
なぜなら、授乳中の体は母乳を作るために優先的に栄養を使うため、入ってくる栄養が足りなくなれば、その分お母さんの体に負担がかかるからです。
たとえば抜け毛が増えたり、歯がもろくなったり、肌が荒れたり…
もちろん内臓に不調をきたすおそれもあります。
たしかに母乳だけで何キロまで落とせるかは、個人差があるものです。
しかし授乳中は食事を減らすよりも、その内容を見直しましょう。
いくら通常時より摂取カロリーが多くてOKといっても、好きなものを好きなだけ食べていては、人によっては体重増加につながります。
特に、もともと甘いものや脂っこいものが好きな人は、母乳の質を良くするためにも少し控えめにしましょう。
母乳をおいしくする食事は、昔ながらの和食といわれます。
生魚は、母乳を生臭くするため避けたほうがいいのですが、大豆製品や野菜、海藻、白米など、和食には母乳に良いものがいっぱいです。
こういった食事なら、満腹になるまで食べても太ることはあまりないでしょう。
赤ちゃんのためにおいしい母乳を出すことが、そのままお母さんのダイエットにつながることには、偉大な自然の知恵を感じます。
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