若い女性に大人気のアイテムが、カラーコンタクトです。

今では目の色を変えるというよりも、デカ目効果を演出する意味合いが強く、パッチリとした瞳を作るために欠かせないものとなっています。

カラコンにも乱視に対応しているものが多数出ていますので、視力を矯正しながらお洒落を楽しむことができます。


■最初は眼科で処方してもらおう

カラコンには「度あり」と「度なし」があります。

度ありの場合は、普通の医療用コンタクトと同じく、購入する際は近視度数やBC(ベースカーブ)などを指定しますが、乱視ではそれらに加えてCyl(乱視度数)とAxis(乱視軸角度)が必要です。

最近では安くてお洒落なカラコンが多数ネット販売されていますので、気軽にネット購入する人が増えていますが、最初はかならず眼科で検査を受け、処方箋をもらって購入することが大切です。

ある程度使って慣れてから、同じ商品をネットで購入すると良いでしょう。

また商品によっては、日本で認可されていないカラコンもあります。

厚生労働省が認可しているカラコンには、かならず外箱などに「高度管理医療機器」の承認番号が記載されているはずです。

これがない場合、万が一の事故や副作用があった際に公的な補償は受けられませんので注意しましょう。


■カラコンは正しく使おう!

近視でも乱視でもカラーコンタクトを楽しめるようになりましたが、コンタクトは医療機器の一種ですので、正しい取り扱いが大切です。

まだ日本でカラコンの販売規制がかかっていなかった頃には、正しい使用方法がユーザーに広まっておらず、
友だち同士での貸し借りなどが普通におこなわれていました。

その結果、角膜炎などのトラブルが多数起こり、カラコンの販売業者は使用方法について説明する義務が課されるようになりました。

商品によっては「1年交換タイプ」などもありますが、かならずタンパク除去効果のあるケア用品などを使って、
正しく洗浄・保存するようにしましょう。

また1~2年に1度は検査を受け、現在の正確なデータを把握することをおすすめします。