女性の薄毛対策は、男性とは異なってきます。

男性における代表的な治療薬の多くは、女性の薄毛には適用されないのですが、現在では女性の薄毛に効く薬も登場していますので、症状に応じて専門外来に相談してみることも大切です。


■スプレーやウイッグ

根本的な治療ではありませんが、手軽に薄毛対策をしたいなら増毛スプレーやウイッグが簡単です。

スプレーは、薄毛の気になる部分に吹き付けるだけでボリュームが出たように演出することができます。

髪の毛のマスカラといった感じです。

シャンプーで洗い流すことができますので、一時的な効果で十分であれば自分に合った色のスプレーを利用するといいかもしれません。

また女性専用のウイッグ(かつら)も充実しています。

ネット状のものや、ピンで留めるタイプなどさまざまですが、最近のものは見た目にもかなり自然にボリュームをアップできるようです。

商品にもよりますが、オーダーメイドのものほど高価で、50万円ほどかかることも珍しくありません。

何年くらい使えるのかも確認した上で検討しましょう。


■病院やクリニックでの治療

女性特有の「びまん性脱毛症」や「分娩後脱毛症」は、皮膚科や専門のクリニックで相談することもおすすめです。

出産にまつわる脱毛なら、産婦人科でも対応してくれることがあります。

最近注目を集めている治療薬が「パントガール」という内服薬です。

世界で初めて、女性の薄毛に効果が認められた薬で、臨床試験によると3ヶ月間で7割の女性の抜け毛が減少しました。

副作用もほとんどなく安全性も高い点が評価を受けています。

健康保険は適用されず、1か月分(90錠)で14,000~15,000円が相場ですが、薄毛に悩む女性はぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?

その他、クリニックによっては注射で薬剤を頭皮に注入するメソセラピーや、育毛成分の点滴などをおこなうところもあります。


■ヘアケアにおける注意

女性用の育毛剤もたくさん販売されています。

男性用のものは刺激が強く、皮脂を取り去る作用があるため、女性専用のものを選ぶようにしましょう。

毛染めや白髪染めは、できるだけ自然に髪を色づけるヘアマニキュアタイプのものがおすすめです。

特に2つの薬剤を混ぜ合わせるものは、髪や頭皮にダメージが大きいとされています。

美容院で定期的にスカルプマッサージを受けるのも、頭皮の血行を良くして抜け毛を防ぐ効果がありますのでおすすめです。


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