緑内障は、眼圧の上昇が主な原因とされていますが、
それを防ぐ確実な予防法は今のところありません。

ただし生活習慣の改善によって、血流を良くすることには
眼圧上昇を防ぐ一定の効果があると考えられています。


■血のめぐりを良くする!

緑内障の一因として、目の血流の悪さがあります。
血流が悪くなっていると、視神経が傷みやすいことから、
血のめぐりを良くすることは緑内障予防に役立つでしょう。

なるべく体を温めるようにし、
適度な運動を生活にとり入れることは基本です。

血流を阻害する喫煙や過度の飲酒も避けたいところですし、
強いストレスも大敵ですので、うまく発散しましょう。

加齢にともない、私たちの体では
多かれ少なかれ動脈硬化が起こります。

さらに高血圧や糖尿病などの生活習慣病を発症すると、
より進行しますので、生活習慣に気をつけることは非常に重要です。


■カテキンに効果あり!

緑内障予防に効果があるとされているのが、
緑茶などに含まれるカテキンです。

カテキンには、血圧やコレステロール、
血糖値などを調節する作用がありますので、
生活習慣病対策に最適とされています。

そんなカテキンが、緑内障にも良いというデータが出ています。

摂取したカテキンが消化器を経由して、
目の組織にまで達することが分かりました。

カテキンに含まれるビタミンCやEといった
抗酸化作用のある物質が目にまで届くとなると、
視神経などの酸化的ストレスを減少できる可能性があります。

研究の結果、角膜や水晶体、硝子体、網膜、房水など
目の組織それぞれが相当量のカテキンを吸収していることが分かりました。

中でも網膜の吸収率がもっとも良かったようです。
ぜひ日常の中でカテキンを意識して摂取してみましょう。

カテキンのほかにも、ミネラルは
緑内障予防の効果が期待できるといわれています。

特にクロムというミネラルは、眼圧を下げる作用がありますので、
サプリメントで摂取するのも1つの方法です。


■最大の予防は定期検診

緑内障の発症には体質的なものも関係していると考えられています。

確実に予防はできなくても、進行を最大限に遅らせるためには、
何といっても定期的な目の検診を受けることが大切です。

緑内障は進行が遅いために、なかなか自覚しにくい病気です。

視野の欠損にも気づかない人が多いですので、
40歳を過ぎたら年に1度は
眼科で検査を受けるようにしましょう。


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