近くは見えるけれど、遠くが見えない近視と、ピント調節がうまくいかず、近くのものが見えづらくなる老眼。

もともと近視だった人が老眼を合併すると、なかなかつらいものです。

遠近両用メガネなどもありますが、最近では近視と老眼を同時に治すレーシックや、夜に装用するコンタクトレンズなどの新しい治療法も確立されています。


■普通のレーシック+老眼用のレーシック

レーシックといえば、従来は基本的に近視を治すためのものでしたが、最近では老眼にも対応するものが登場しています。

たとえばSBC新宿近視クリニックで実施している「ビュープラス(VUE+)」という方法では、水を豊富に含んだレンズを角膜に挿入することによって、角膜の真ん中が厚くなり、近くのものが見えやすくなります。

またドライアイの心配もない点がメリットです。

この手術と通常のレーシックを合わせることで、近視と老眼をどちらも改善することが可能となっています。

また品川近視クリニックでも「レーシック後カメラ」という治療をおこなっています。

通常のレーシックを受けた後に、老眼専門のレーシックカメラを受けるもので、やはり2本立てで遠近どちらも改善するという方法になります。

40歳以上の老眼年齢の人が、普通のレーシックのみを受けると遠くの視界はクリアになっても、老眼はそのまま残ってしまいます。

老眼症状のある人は、こういった2本立て治療を受けるのも1つの選択です。


■夜つけるコンタクトレンズで同時矯正!

コンタクトレンズといえば、日中につけて視力を矯正するものですが、最近は夜間につけたまま寝ることで角膜を変形し、翌日の視力を矯正する新しい方法が広まっています。

「オルソケラトロジー」や「オサート」という方法で、特殊なハードコンタクトレンズを1人ひとりの状態に合わせて作り、圧によって角膜を正常な形状にします。

「夜につけて日中は外す」という、新しいコンタクトの使い方です。

オルソケラトロジーでは、基本的に近視が対象ですが、オサートでは、強度の近視や遠視、乱視のほか、老眼にも対応しています。

近視と老眼を同時に改善することも可能となっていますので、興味のある方は一度検討されてみてはいかがでしょうか?


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