ダイエットとは、もともと「食事療法」という意味です。

痩せるためだけではなく、病気の改善のための食事も含まれます。

何はなくとも食事に気をつけることが、ダイエットの要といえるでしょう。

ダイエットレシピを考えるための基本をご紹介します。


■タンパク質は不可欠と心得よう

ダイエットというと、目の敵にされがちなのがタンパク質です。

特にお肉などの動物性タンパク質は、とらないほうがいいと思われがちですが、タンパク質自体は非常に大切な栄養素なのです。

私たちの体の組成は、約6割が水分、そして約2割がタンパク質です。

タンパク質は、20種類のアミノ酸が鎖のようにつながって出来たもので、皮膚や髪の毛、筋肉や臓器など、あらゆる器官を作っています。

さらに、生きるために欠かせない酵素もタンパク質をもとに構成されているのです。

ダイエットのためには、よく「基礎代謝を上げること」といわれますが、それは筋肉量を増やすことでもあります。

タンパク質を摂取しないと筋肉量も減少し、結果的に基礎代謝も下がってしまうのです。

体重1キロにつき、1グラムのタンパク質が摂取の目安となります。

低カロリーで高タンパクな食材としては、まず植物性タンパク質が挙げられます。

納豆や豆腐、枝豆などの大豆製品が代表的です。

動物性タンパク質の中にも、低カロリーなものはありますので、ぜひとり入れましょう。

牛や豚のもも肉やヒレ肉、鶏のささみや胸肉、鴨や鹿、ラム肉のほか魚ではマグロや鮭、タラ、貝類などが該当します。

これらのタンパク質をしっかり取ることが、ダイエットには効果的です。


■ダイエットレシピは和食が基本

昔ながらの日本の食事は、まさにダイエットに打ってつけといわれています。

その内容は「主食+一汁二菜」です。

ご飯に味噌汁、そして主菜と副菜がもっともバランスのとれたメニュー。

パンは腹持ちが悪いですし、マーガリンやジャムといった「つけるもの」のカロリーが高いため、ダイエットには向いていません。

主菜は肉や魚、大豆製品を使ったタンパク質を中心にします。

副菜は、野菜や海藻類たっぷりのサラダや煮物、おひたしなどがおすすめ。

お味噌汁も、季節の野菜や大豆製品を使って具だくさんにしましょう。

一食分のカロリーは500kcalが理想的です。

こういった食事なら満腹感も得られますし、太りにくいこと間違いなしです。


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